「SAYURI」~MEMOIRS OF A GEISHA~
ただ、外国人から見るエキゾティックジャパンを見るために・・
でも、映画館から出てくるときは「結構楽しめたよね!!」が感想
もちろん、当時の日本の時代構成・風俗なんて忠実に再現されてるわけもありません。
芸者が体を売る商売ではなく芸を売る商売というところは説明しておりましたが、その芸は歌舞伎?京劇?その髪型はどこの国?その着物の着付けの仕方はなぁに?
芸者+花魁+歌舞伎+京劇ってミックスされておりました。
通常なら日本人は「違う!!こんなの日本じゃない」とあきれはてながら見るはずなのですが、女優陣の半分以上が日本人ではないからでしょうか?
そこがなんともいえず不思議感を醸し出していていいのです。
主人公を日本人にしていたら納得できなかったんじゃないかな?
綺麗どころはすべて日本人以外ってところが逆によかったのかも
唯一の日本人芸者役の工藤夕貴は「おかぼ」って呼ばれてて
「パンプキン!!」って呼ばれてるのは笑った
桃井かおりのおかあさん役もハマッててgood!
あの気だるいしゃべりがそのまま英語なんだもん。
チャン・ツィイーは清楚で可愛らしく本当に着物がよく似合う。
アジアン・ビューティ~♪
まさにオリエンタルワールドへようこそって感じ。
SAYURIの目は水のように透明感のあるブルーな目。
女性は「木」のように辛抱強くどっしりと定着するタイプ
「火」のようにその身を焦がすくらい情熱的なタイプと
「水」のように止められても隙間を潜り抜け流れ続け順応していくタイプがいるそうな。
水は強い 土を流し火を消し、鉛さえも腐らせる。
とよのかも「水」のような女性になりたいなぁ
ストーリーもまあ最期はハッピーエンドだし美しいものをみるってのもいいものよ。