連鎖反応
お話をしているとうちに出入りしている営業さんと同じ会社だということがわかった。
どうやら、うちに通ってくる営業○○さんとは、話したことないけど同じフロアにいるらしい。
○○さんは、たぶんうちが大得意さんということで世間一般常識では考えられない無礼な対応にもかかわらず、深々と頭を下げ営業道に徹している。私だったらたぶん二度と来るもんかと思うだろう。
そのくらいうちは営業泣かせ。
そんな○○さんは温厚ないい人だよねと女の子の間では評判だった。
彼たちによると
「えー彼っていつも大声で電話で怒鳴ってるよ」
「なんか態度横柄だよね」
とやたらと評判が悪い。
でも話したことはないらしいのであくまでイメージだよとのことだった。
それを聞いて幻滅するところだが、とよのかはなぜか彼に同情してしまった。とよのか、そばで営業さんが説教されるのを聞いてるだけでも気分が悪くなっちゃうもん。そのくらいひどい。
「うんうん(T△T)普段はエリート君があそこまでコケにされても笑顔で対応してるんだもんね。」
人間24時間お釈迦様のような人がいればこしたことない。でもそんな人いるのかなぁ?
どこかにあたるところがないとやってられないんじゃないか?やっぱり彼も人間だったと思うとなんだかほっとした。
家庭の不満を会社で晴らす人。会社の不満を家庭で晴らす人。昔は圧倒的に家庭で晴らす人が多かったと思うのだが、うちの職場は圧倒的に前者な男性が多い。
本当にいいパパ・だんなで、会議中でも家族の電話だったら取るし(普通逆だろ?)家庭の用事が入ろうものなら慌てふためいて帰るし平気で休む。見事に上役三人はそんな感じ。そして部下に当たる。
その部下は業者に当たる。そして・・
連鎖反応はどこまで続くのだろう。