題名のない子守唄
とよのかは、この監督の作品好きなんです。
なぜか心に響きます。、人生、誰しもすべてうまくいくなんてありゃしない。楽しいこともあるし悲しいこともある。だけどそれを乗り越え頑張って生きなくちゃねってさせてくれる力がある映画が多かった。しかし今回は、今までのトルナーレ監督とは少し違ったサスペンス映画に仕上がってます。
舞台はイタリア。さすが芸術の国ファッションの国 美に対して貪欲なまでに追求する国。どれをとっても美しいです。今回はサスペンス仕立てのため暗い重い雰囲気漂います
とある家庭の乳母になるために着々と計画を立てるイレーネ。その理由はただ一つ。
フラッシュバックで、過去と現在を交差させながらストーリーはドンドン進んでいきます。
「母の愛は、いつどんなときも、強く揺るぎないものなのです。」
とトルナーレ監督。
悲しく切ないでも、愛に満ちた映画です。
オープニングよりかなり過激なシーンもたくさんなので、ダメな人にはダメかもしれませんが
この映画の中で、テオという小さな女の子が出てくるのですが、コレがもう宗教画から抜け出してきた天使みたいに可愛い。チリチリヘアーが彼女のキュートさをより一層引き立ててくれます。そのトレードマークでオトナになってもすぐ彼女だとわかったんだけどね。
愛する人との間にできた子供。それは自分の命を捧げてもいいほど愛しいんだよね。きっと・・